30年前の地下鉄サリン事件の日のこと

私は、地下鉄サリン事件、危機一髪！を経験しました。

1995年3月20日地下鉄サリン事件の日、私は、ジーパンやさんのセールに並ぶため、朝、6時30分すぎの東西線に乗りました。

お店の開店は午前10時だったのでお目当ての洋服を購入して帰宅しようと自宅最寄り駅に到着したとき、改札口、プラットホームがびちゃびちゃでした。

「あらあら、お水まで撒いちゃって今日は念入りにプラットホームのお掃除してあるなぁ」

違ったのですね。
事件だったのですね。
そうなんです。
地下鉄サリン事件直後に私は東西線に乗っていたのです。

当時まだ携帯電話も持っていなかったので自宅の留守番電話には鳴き声や弟の怒鳴り声が入っていました。

何も知らなかった私は、留守番電話を聞いてかけてくれた人たちに電話を折り返して初めて「地下鉄サリン事件」の真相を知りました。

たぶん、私はこの日、一生分の運を使い果たしたのだと思います。